樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
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くちなしの季節
2008年06月27日 (金) | 編集 |
(c)m.ishii



夕闇の迫る頃
ちいさな神社の片隅で
くちなしの花が白く輝いていました。




あくせくと横目で通り過ぎてしまいがちな
なにげない日常の小さな出来事。

カメラを持つと不思議と
そんなことにも一歩立ち止まって、
向かい合うことができるのです。







トマトの刺客
2008年06月15日 (日) | 編集 |
うっ、ついに敵の刺客か?

トマトの株に3ミリにも満たない小さな羽根の付いた虫が飛来した。
別の株では茎にがぶりと吸い付いているようなヤツも。



(c)masayoshi ishii
(クリックで超拡大)



ひょっとして羽根の付いたアブラムシ?(現在調べ中)
強敵の侵略が今まさに始まったのか・・・なるほどなるほど。
病害虫はこのように第一弾に切り込み隊長がまず飛来し侵入を果たしたあと、
拠点を作り勢力を広げて行くのだろう。



(c)masayoshi ishii





この切り込み隊長の侵入を防ぐことが、
農薬に頼らない野菜づくりをするために
必要なことなのだろう。

ああ、今年も無抵抗に刺客の侵入を許してしまうのか・・・


080613

2つの畑
2008年06月13日 (金) | 編集 |
畑続けてます。
都が主催する「実践農業セミナー」も今年で2年目、最後の年。
セミナーと言っても、2ヶ月に1度ほどの講義と実習で
大まかなことしか教えてもらえない。
あとは実際に土や野菜や害虫たちと向かい合って
試行錯誤しながらやるしかない。



(c)masayoshi ishii




今育てているのは
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、
シシトウ、エダマメ、ニラ、カボチャ・・・

自営業としての写真事務所の営業、撮影、制作、納品、経理の
全てを一人でこなしながら2アールの畑の面倒を見るのは大変。
昨年はあわや耕作放棄しそうになったので、
さすがに今年は作物の種類を減らすことにした。

セミナーの講習では、いわゆる「慣行農法」
化成肥料と農薬をふんだんに使った育て方を指導される。
少し抵抗はあるし、今後この方法で野菜づくりをやるかは疑問だ。
でも今の農業の現実を知っておかなければならない。



(c)masayoshi ishii
(ニラ)



「農」とは違う視点で緑にかかわってきた僕にとって、
農業では普通に行われていることに、
「いいのかな?」
と立ち止まることがしょっちゅうだ。

野菜はもちろん、雑草のこと、虫や鳥のこと、土のこと・・・
いいのかな、いいのかな、の毎日。
それは「野菜中心の視点」で畑をしているだけでいいのか?
という疑問なのかもしれない。
(追々ブログにアップしてゆこうと思います。)



(c)masayoshi ishii
(道端の雑草)



そんな疑問だらけで畑を続けている僕を、
フィアンセが手伝いに通っている無農薬野菜の農場に
夜のドライブの途中に案内してくれた。

そこは別世界だった。

真っ暗な畑のどこからともなく
ちょうど繁殖期を迎えたおおきなカエルが
何匹もぴょんぴょんと飛び出してくる。
畑にカエルの居場所をつくり住まわせ、
虫を食べてもらっているのだ。

ナスの畑には落ち葉や剪定枝が厚く敷き詰められている。
マルチを兼ねた有機肥料だ。
土を劣化させる化学肥料は使っていない。

トマトの畑ではキレイに雑草が抜かれているのに、
レタスや小松菜の畑では抜かずに繁茂させている。
乾燥の好きな野菜、湿り気の必要な野菜など、
特性に応じて雑草の抜き方を変えているのだ。

そこには様々な生命の因果の世界の延長としての農業があった。
そしてそれは大変合理的でもあった。

こんな農業もあるんだ・・・
僕にはとても刺激的な体験であった。



(c)masayoshi ishii
(トマトの花)



今日は夕方に中央道を飛ばして畑に出る。
午後から日が射し始め、貴重な梅雨の晴れ間となった。
あれ、トマトの葉のフチに水滴が付いて夕日に光っている。
トマトが水を出したのだ。



(c)masayoshi ishii
(トマトの葉)



早朝に見られる生理現象かと思っていたら、そうでもないんだ。
わき芽を摘むと、切り口からじわりと水が染み出してくる。
今、水をよく吸っている最中なんだ...
どんな環境の変化がそうさせるのだろう。

また一つ、疑問が増えた・・・



(c)masayoshi ishii



足尾銅山 2008植樹会報告
2008年05月05日 (月) | 編集 |
僕が足しげく足尾銅山に通っていた1990年代、
町の人々からは
「“足尾病”にかかったな。」
などと冗談で言われることがよくありました。
“足尾病”と言っても、公害病でもなんでもありません。
足尾銅山を訪れた人が、足尾の不思議な魅力・魔力に取り憑かれて、
何度も何度も頻繁に通うようになることを「足尾病」と言うのです。


photo:masayoshi ishii 08.4.26



僕のよく通っていた1990年代に、「足尾病」と言われたのは、
公害で緑を失った禿げ山を背景にした精錬所や鉱山施設の廃墟を、
銅山のいにしえの栄枯盛衰の物語に浸って散策に熱中する人たちでした。


(c)masayoshi ishii



それも時代とともに、
人々の足尾銅山を訪れる目的も変わってきています。

近年、'90年代には痛々しく寂しいばかりであった禿げ山に、
たくさんの人々が毎年集まってきます。
公害の原点の負の遺産である禿げ山から環境問題を学び、
自らの手で木を植え育て森を取り戻してゆこうとする人々です。
4月26,27日に、「足尾に緑を育てる会」の春の植樹会では、
合計1500人の人々が木を植えに訪れました。

自らボランティアとして志願し、
大変険しい急斜面を蟻のように列をなして植樹地へ向かう人々。

毎年見られるその禿げ山の中の大行列は
まるで「足尾詣で」と言いたくなる風景です。
僕はその光景から、誰かが言っていた
「足尾は環境問題の聖地だ」という言葉を思い出します。

「足尾病」と言われるぐらい、足尾に熱中する人々。
こうやって毎年汗を流し木を植え、それを喜びとする人々もその仲間なんだろうな。

足尾銅山は、それほど人の心に訴える不思議な場所なのです。


  ・・・などとシャッターを切りながら感慨にふけっていました。


(c)masayoshi ishii


2008.4.27
足尾に緑を育てる会 春の植樹会

Camera EBONY45SVti CanonEOS5D










2008年 作品展のお知らせ。
2008年04月07日 (月) | 編集 |
ここに作品展のご案内のためのページをつくりました。
随時更新するかたちで告知させていただきますので、
よろしくお願いいたします。




2008年 11月27-12月9日
個展「落ち葉の旅」

紅葉を巡る旅の途中で出会った落ち葉たち。


吉祥寺 にじ画廊




(c)masayoshi ishii


落ち葉の散歩道ホームページ 
http://www.art-leaf.net