樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
小さな変化、大きな前進。
2008年01月03日 (木) | 編集 |
地球温暖化を危惧しながらも、自動車なしでは生活できず、
農や食を考えながらも、コンビニとファミレスにしょっちゅう通う、
矛盾を抱えた毎日を送っている僕。

今年は喪中だったので正月行事は一切行わず、田舎にも帰らず
正月早々ファミレスで夕食。

何十回も通っている近所のスカイラークでは、
何十回行っても同じあいさつ。

「いらっしゃいませーっ、お一人様ですかぁ?おタバコは吸われますかぁ?」
「一人です、吸いません」

ああ、代わり映えがないなあ。

でも、案内された席に座って、お冷とナイフやフォークが運ばれてきた時、
いつもと違う、小さなことに気がついた。

割り箸じゃなくて、ちゃんとした箸なのだ!!

中国の薬品まみれの割り箸問題のクローズアップのせいもあるだろう。
実際今まで僕も、割り箸の薬品の匂いで料理の味をスポイルされたことが何度もあるし、それどころか割り箸から変な味が染み出してきたことさえある。
使い捨てじゃない、ちゃんとした箸のほうが清潔安全なのだ。

そう考えながら食事を始めて見ると、それだけじゃない。
なんだかいつもより美味しく感じるのだ。
割り箸より重みがあるのがちょっと高級感を感じるし、
きちんと持てて、料理もしっかり挟める。
とっても快適に気分よく食べられる。

使い捨ても減って、さらに料理が美味くなるのだ!

割り箸は、日本国内産のものは間伐材などから作られていて、
必ずしも環境に悪いわけではない。
でも最近では、ほとんどが中国産の割り箸なのだが、
それはロシアのシベリアなどの森林で伐採された材木を輸入していたりして、
環境問題でもあるのだ。

スカイラークでは、この箸を使うのに、
どういうシステムを取り入れたのかは分からないが、
例えば何十本も一度に洗える箸専用の食器洗い機が、
電子レンジぐらいの大きさで一台あれば、
割り箸を毎日毎日仕入れるより安上がりで済むかもしれない。
それに使用前、使用後の大量の割り箸を管理する手間も、
ストックしておくスペースもなくて済む。

そういう経済的メリットが明確になれば、
いつか割り箸がファミレスや牛丼屋から消える日が
来るのかもしれない。


(c)m.ishii


小さな変化だけど、大きな一歩。
こういうファミレスやコンビニなどのフランチャイズチェーンは、
変わるときは一気に変わるから、
どうかこの小さな変化が、大きく広まってほしいな。


m.ishii '080101
すかいらーくのエコ箸
環境問題なニュースキャスター
2007年08月20日 (月) | 編集 |
今日のテレビ朝日、報道ステーションを見て、呆れた。

アルプス山脈の氷河が地球温暖化で後退し、そのスピードが近年ますます早まっているという企画をやっていた。
アルプス、氷河の現場からの生中継だ。

20年前と現在を比べて、氷河の凄まじい後退ぶりと、それが溶け出す事による災害の多発の映像は、とてもインパクトのあるもので、環境問題の実態を知る上でとてもいい企画だと思った。

だが、結局少なくとも僕にとっては、後味の悪い、この番組は何が言いたいの?っていう首を傾げるものとして終わった。

その氷河の後退の現場を生中継していた古館伊知郎は、
私たちのこれまでの生活との因果関係をうたいながらも、最後に、

「・・・これは、今の科学や技術を集めて食い止める事ができるんです。・・・」

だって。

食い止める事が出来ないから、大変なことになってるんじゃないの?

このコメントを真に受けた人は、
「ああ、科学者さんたちがきっとなんとかしてくれるんだ。大丈夫なんだ。」
「結局自分たちは何も出来ない、けど、代わりに専門家や技術者たちが解決してくれるんだ。」
と、安心して他人事で見終わるかもしれない。

少なくとも最後のコメントは、
環境問題を考える上で、あまりにも空虚に響いた。


ニュースというものは、混沌とした現代社会の実態を解明し、
少しでも世の中を見えやすくる役割を担っているはず。

それが古館伊知郎は・・・特に少年犯罪などでは、しょっちゅう

「ん〜・・・理解に苦しみます。」
などと言って、暗い顔をして首をひねってみせる。


『現代社会は混沌として不可解なものだ』という暗い空気を
ニュースキャスターが作り出してしまうとは、どういうことだろうか?
不可解なものを少しでもクリアなものにしてゆくのがメディアの仕事じゃないの?


今まで、古館伊知郎のうわべだけで内容のないコメントが嫌で見てこなかった報道ステーション。

これから、ますます足が遠のきそう・・・




テーマ:ニュース・社会
ジャンル:ニュース
僕の中の終わらない戦争
2007年08月15日 (水) | 編集 |
もちろん僕は戦争が終わってずっと経ってから生まれたけれど、
でも戦争とは無関係ではない。

それどころか大きく繋がっている。
そして束縛されている自分を感じる。


僕の祖父は戦争で死んだ。


僕が幼少の、まだ両親と同じ布団で寝ていた頃、
祖父のモノクロの遺影を眺めながら、
「おじいちゃんは、何で死んじゃったの?」
と、布団の中で父に尋ねた事があった。

父は優しく、そして一言一言を噛み締めるように言った。

「おじいさんはね、戦争に行って、
フィリピンという国の島で、
爆弾を抱えて敵の基地に飛び込んで、死んだんだよ。」

玉砕したのだ。

僕はその父の話の意味が分からず、
「どうして爆弾を持って飛び込まなきゃいけないの?」
「どうして一緒に爆発しなきゃいけないの?」
など、いろんなことを聞き返した。
無垢な子供にとっては、あまりに不可解な話...

祖父が爆弾を抱えて適地に向かって走ってゆき爆発するシーンが、
まるで劇画のように強烈に脳裏に浮かんだ。
恐くなかったのか?痛くなかったのか?生きていたくなかったのか???・・・


僕の父は、生まれてすぐに祖父が戦争に赴き、そうやって帰らぬ人となったため、
自分の父親の思い出というものが、全くない。

だから、父は、小さい頃から曾祖母などから聞かされてきた、
「お父さんはね、爆弾を抱えて敵地に飛び込んで死んだ勇敢な人だったんだよ。」
という話を、亡き父の思い出の代わりとして心に秘めてきたのかもしれない。

その祖父の玉砕を、僕がやがて理解するような歳になってからは、
父とは戦争についての話は、かえってしにくくなってゆき、
今では全くと言っていいほど、しなくなってしまった。

しかし8月になると必ず、
父から聞かされた祖父の玉砕の話を思い出す。

戦争で、しかも玉砕により、赤ん坊の頃に自分の父親を失い、
顔も温もりも知らぬまま育った僕の父の心の空白は、
どれほどのものか・・・僕には決して想像がつかない。

だが最近歳を重ねるごとに、
それが自分自身の心の空白にもなっているのだと気付くようになった。


どちらかというと避けてきた戦争の話。

だけどこれからは、自分自身の心の空白を
ちょっとづつでも埋めてゆくためにも、
もう少し向かい合って、
あの戦争ってなんだったのか?
そして何より、なぜ祖父が玉砕しなければならなかったのか、
少しずつでも考えてゆければいいと思う。

2007.8.15 masayoshi ishii






ハードディスク修復・データ復旧について。重要情報
2006年11月16日 (木) | 編集 |
クラッシュしたハードディスクを業者に依頼し、復旧やデータの取り出しを考えている方に、危険を回避するための大変重要なお知らせ。悪徳業者についてです。

今なおハードディスク修復の料金は高額で、50万以上かかることもざらですが、依頼者側はそれでも大切なデータを取り戻すため、大金の出費を覚悟で業者に依頼する訳です。
もちろん、少しでも安く見積ってくれる修理業者を選びたいところでしょう。

ところが、そこにワナをしかけているものがいるのです・・・

僕もちょうど1年前「作品」として撮りためていた100Gに及ぶ写真群を、外付けハードディスクのクラッシュにより消失してしまいました。下手をすれば僕の写真家人生を狂わせかねないこのハードディスククラッシュには、茫然自失、気が遠くなりました。

その後、ハードディスク修復業者という存在を知り、少しは希望が見えてきましたが、
それでも僕の物理障害のクラッシュの場合、最低40万はかかりそうなので、
手をつけられずにいました。

最近、来年に写真集の出版のお話を出版社から頂いたため、これを機にハードディスク修復をするか!と決意し、業者をインターネットで検索。ググって最初に引っかかった業者が大変低価格だったのでそこに決定しました。40万はかかるかと思われたものが、業者に電話で聞いてみると「かかっても27万ぐらいですが、実際そんなにはかかりません」とのこと。
これはいい!写真が戻ってくる!!と喜び勇んで、相談時間を予約しHDを直接持ち込むことに・・・

それがそれが・・・

その予約した時間まで余裕があったので、この業者の業績や評判を念のために調べておこうと、いろいろ広範囲でググってみました。

すると、なっ、なんだぁ・・・
この業者から被害を受けた人たちの悲鳴のような声が、次から次へと出てくるではありませんか・・・

たいていの内容は、
何ヶ月も待たされた後、ディスクが治らないばかりか、ますます壊れて戻ってきて、「修理不可能でした」といわれ、手付金の数万円を請求されるというもの。
品物が返品されてくればまだいい。「紛失して返品不可能」という事例も複数の報告がある。そればかりか預けたHDのデータが外部に流出したという報告まで・・・

その業者に対するこれらの報告は、限られた1つのサイト内ではなく、2chのような大掲示板から、個人のブログに至まで、複数の無関連のサイトで発見したものです。

明らかに手付金目当ての詐欺業者としか言いようが無いものです。
修理できないならそのまま返してくれればまだ救いはある。が、恐ろしいことに意図的に壊して返品するらしいのです。それは他の業者に出しなおして簡単に治されては困るからという理由らしい・・・。

今この瞬間、HDを修復業者に送ろうとしている方!
待った!!!

ご自分が修理を依頼しようとしている業者名を、今一度検索して評判を確かめてみることを、強く強くお勧めいたします。

失われた大切なデータを何とか取り戻したいと、藁をも掴む思いで修復業者に頼む、その思い入れの強さを利用して金を騙しとる悪徳業者。
もちろん修理依頼のキャンセルの電話を入れましたが、終始その業者の電話の対応が、表向きがものすごく親切なものだったので、なおさら悲しくなりました・・・


(あなたにとって有益な情報であったなら)
テーマ:トラブル
ジャンル:コンピュータ
緑の屋根
2006年10月14日 (土) | 編集 |
高いところから東京都心の建物の密集した街並みを眺めると、よく思うことがある。

この建物たちの屋根がそれぞれ緑でいっぱいだったら、どんな風景だろう、
都市にどんな生態系が生まれるだろうか・・・。

屋根面積の広い集合住宅やオフィスビルがもっともっと屋上緑化されれば、
それが数十メーターごとにでも点在したとしたら、
生命のコリドーとなりえるかもしれない。

屋根を伝っていろんな生き物たちが都市を渡り歩き、それを人間が地上から見上げる・・・
なんて日は来るのだろうか。


写真は建築家、丸山保博さん設計 高円寺の集合住宅の屋上庭園。


photo:masayoshi ishii

テーマ:建物の写真
ジャンル:写真