2007年01月18日 (木) | 編集 |

生きた化石といわれる「メタセコイア」。
今は大きな木をけっこういろんなところで目にするけれど、
調べてみると、日本に持ち込み、初めて植えられたのが1949年なのだそうです。
けっこう最近じゃないですか。
そもそも大昔日本列島にはたくさん生えていたのだそうで、
もう化石しか残っていないと思われていたのが、1945年に中国四川省で樹木が生えているのが発見され話題になりました。
発見されてから60余年しか経っていないのに、
それが今ではいろんなところでニョキニョキと大木になっています。
よっぽど成長が早い木なんですね。日本の気候も好きらしい。

さて写真はメタセコイアの落ち葉。
葉っぱは糸のように細いし、こんな状態で落葉するので、「複葉」の樹木で、この写真の細い葉たちの一束の集まりを1枚と数えるのか思いきや、違うのだそうです。
この細くて小さい葉の一枚一枚が、独立した「単葉」なのだそうです。

アップにすると学術的理由が少し分かってきます。
小さな葉たちの真ん中を通る茎からそれぞれが「小枝」として分かれ、そこに葉がついている構造なので、それぞれは独立した葉となるそうなのです。(本ではここがどうもわかりづらいので困ります)
だから、秋の落葉も、この写真のようにたくさんの葉が茎についた状態で落ちるので、
本当は落葉ではなく「落枝」というのが正しいのだそうです。
前回ブログのナンテンのワサワサした束も、1枚の葉。(羽状複葉)
このメタセコイアの糸のように細く小さな粒も、1枚の葉。(単葉)
葉の定義ってけっこう難しいですね。
写真:神代植物公園 2006.12.10
参考図書:木の見かた、楽しみかた 八田洋章著 朝日選書

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