2007年01月22日 (月) | 編集 |


「あ〜ぁ、枯れちゃって。かわいそうに。」
昨年の晩秋から、その明らかに枯れて見える一本の樹の前を通るたびに、何度同情したことか。
しかし、つい最近通りかかったら、その枯れ木から冬芽が出てきているではないですかっ!
「生きてる・・・なっ、なんだ、だまされた。同情して損した。」
この樹は「ヤマコウバシ」(クスノキ科クロモジ属)という落葉樹ですが、
枯葉を春までもったいぶって落とさないことで有名なのだそうです。
(秋に葉柄の付け根に離層ができないせいとのこと)
枯れて茶色く干涸びた葉を風になびかせるその姿は、ほんとに枯れ木のようで、やはりみんなだまされてしまうそうです。
今日も彼は死んだ振りをしてみんなの同情を買っています。
まあでも、生きててよかった。

上写真:ヤマコウバシの枯葉
2007.1.21 神代植物公園内

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