樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
農始めの前兆
2007年04月03日 (火) | 編集 |
5年後に農業を始める・・・かもしれません。たぶん。。
理由は前回おおまかに書きました。

とりあえずこれからは、畑はライフスタイルの一環として耕します。

さてそろそろはじめるか!と具体的に思ったのは最近ですが、
もう15年も遡って、美大生時代に建築を学んでいたころから、「農」へ気持ちは向いていたのかもしれません。
卒業制作の自由課題で、僕は「エコロジー住宅都市」の設計を選びました。
時はバブルの真っ最中、消費礼賛の風潮のなか、「エコロジー」を口にするものなど当時いませんでした。他の学生たちの選んだテーマは、「ポストモダン」をはじめ当時流行の「デコンストラクション」「ハイテック」の風潮に乗ろうとしているものばかりで、80人いた建築学生のなかで僕一人しかエコロジーを全面に出したものがいなかったのは、今では考えられないことかもしれませんね。でも当時はそうだったのです。

15年前の僕が未来の「エコロジー住宅都市」で必要と考えたのが、「都市」と「農」をより近く結びつけることでした。
都市近郊でも農業生産を活発化させれば流通をよりシンプルに直結させられるし、緑地として防災やヒートアイランド防止、空気清浄、雨水浸透の機能もある。何より農は生産活動だけでなく人々の憩いにもなる。無機質なコンクリートジャングルから解放されるし、人間以外の動植物、生命に触れる機会も増えて、感性も豊かになるかな?なんて。(都市住民がそれを望んでいるかは分かりませんが)

そこで建築家のお偉い教授さんたちのまえで、中間発表としてプレゼンテーションしたのが下の合成写真!(再現)
結構ウケました。

「この女性たちが拾っているのは、ゴミですか?」

と、意地悪な質問をしてくる先生もいましたっけ。

その後僕の課題は住宅という単位に移り、単体の都市ユニットとして緑地と水辺を備えたバッシブソーラーハウスを考案し、かなり大きな模型をつくって光や風の取り込み方や、自然換気の実験をしたりしました。

今でも思いますが、住宅は「作品」としてつくるのではなく「生きもの」としてつくるべきだと思います。

話はそれましたが、僕にとって「農」は、すでに学生時代から組むべきテーマとしてぼんやりと浮上してきていたわけです。


下:卒業制作の恥ずかしいプレゼンテーションの再現
「ゴミ拾い」ではなく「落ち穂拾い」。
前景:ミレー 背景:photo:m.ishii

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