2007年05月31日 (木) | 編集 |

今日は久しぶりに昼間に仕事の予定がなく、
晴れ間ものぞいたので、畑でちょっぴり作業。
初めて畑でおやつを食べるぐらいのんびりした。
そのうち黒雲がみるみる広がったかと思うと雷とともに大つぶの雨。
雲の合間から、一瞬太陽が顔を出し、大粒の雨をキラキラと照らした。(上写真拡大)
雨もやんだので、他の人たちの畑を散策していると、
畑にペットボトルが成ってる?!

風が吹くたびに、揺れてポコポコ音をたてている。
鳥対策なんでしょうが、にぎやかというか節操がないというか・・・・

ここの農場は、小高い丘の斜面に位置しているせいで、
常に風が吹いている。それも微風などではなくて、けっこう強い風だ。
畑を借りて1ヶ月半いると、だいたい風の吹く方向も読めてきた。
午前中から日が低くなるまでは、南から北の風。
それが日が沈みかける頃からは、反対に北から南への風に変わる。
空気が温まると、丘の斜面を登り、冷えると降りるのだろう。
こんなに風が強く方向もはっきりしているのだから、畑をつくらずに風力発電の風車でも建てた方がいいんじゃないかと思うぐらいだ。
困ったことに、この強風が野菜にとってはストレスになるらしい。
僕のナスとピーマン、カボチャは、風よけをしなかったために、
右に左に揺さぶられっぱなしで、ほとんど成長が止まってしまっていた。
風よけを工夫してつくった人と、成長に明らかに差が出た。くやしい!

(写真:他の人の畑の風よけ例)
僕も試しに、3日程前にナス、カボチャ、ピーマンを
それぞれ1本づつ選んで、あんどん状に周りを囲って風よけをしてみた。
すると、なんということでしょう〜!
たったの3日で、風よけをした苗が、他のそのままの苗と比べると、
目に見えてグングン成長しているではないですか・・・

(写真:風よけのおかげでピーマンもやっと花が咲き始めた)
ということで、早急に畑全体の風よけ対策をすることに。
定植して3週間たってからでは、遅すぎかもしれないけれど、
チャレンジして、良くも悪くも結果を出さなければ勉強にならない。
試せるものは何でも試そう。
僕の選んだ風よけの方法は、
トウモロコシやソルゴーなど、背の高い幾つかの植物を
敷地の周りに壁のように植えること。
ソルゴーは緑肥として、畑にスキ込むこともできる。
また風よけとしてだけでなく、周囲から飛来してくるアブラムシなどの害虫を
遮断させることもできるし。
風の方向は、もう分かっているので植える場所も決めやすい。
畑の北の端の畝にソルゴー、南の端の畝にはトウモロコシの種を撒く。
さてどうなることやら、あとは風任せ・・・。

2007年05月24日 (木) | 編集 |
「・・・。鳥めっ!!」

大根の種を撒いてから、葉っぱが大きく育つまでの間、
鳥の食害を防ぐために養生シートをかぶせてあったのだが、
何日か前、
「葉っぱも大きくなったし、もうそろそろ大丈夫かな」
と、養生シートを外したとたん、もう下の写真の有様だ。

ようやく育ち始めて、これからという大根の何本かが、
土から上の部分が丸ごとついばまれて
見事に無くなってしまっていた。
「鳥めっ、今日からおまえらは敵だっ!(炎)」
と心に誓ったのであった。

でも今日、その鳥たちを少し見直す出来事があった。
購入してから野ざらしで置いておいた「鶏糞入り堆肥」20kgを、
初めて使ってみようと思い、袋を開けてみたのだが、
袋をカッターで切って、中の堆肥を見た瞬間、驚いて思わず手を秒速で引っ込めた。
堆肥には、体長1センチほどの芋虫がうじゃうじゃと沸いていたのだ。
袋を野ざらしにしてあったせいで、雨水が中にしみ込んで湿気を含んでしまったせいだろう。
芋虫が野菜に害を与えないとも限らない。
だから捨ててしまおうと思ったのだが、勿体無いし・・・
この何百匹といる芋虫を、退治できる何かいい手はないだろうかと考えて、
思いついたのが、
「食いしん坊の鳥たちに食べさせる」
ことであった。
早速夕方、畑の一角にブルーシートを敷き、
その上に芋虫入り堆肥を袋からばらまいて、
日光と風によく当たるように薄く延ばした。
たぶん鳥たちが来るなら、早朝だろう。
たとえ鳥がこなくても、芋虫たちにとってブルーシートの上は、
逃げ場のない太陽熱地獄、乾燥地獄だ。覚悟!!
どうなることやら、半信半疑でその日は畑を後にする。
月と金星が接近して、とても奇麗だった。

翌日、午後になって様子を見に行った。
すると・・・
あれ、あんなにうじゃうじゃいた芋虫が、1匹たりとも見当たらない・・・
「ほっ、本当に鳥が食べちゃったの???」
どんなに目を凝らして、堆肥をかき回して懸命に探しても、
何百匹もいた、あのキモいよく目立つ芋虫さんたちが、
ほんとうに1匹も見当たらないのだ。
這ってブルーシートの外に出ないように囲いをしてあったので、
畑に逃亡したとも考えにくし・・・
実際に鳥たちがつっついているのは見ていないので、
ほんとに食べてくれたのかは分からず仕舞いだが、
それ以外に考えられない・・・。
害獣も使いようか。
まあとりあえず、芋虫駆除は大成功。
「鳥よ。昨日の敵は今日は友。ありがとう。でもまた明日から敵だっ!(炎)」

写真:農場をうろつくキジ。今度遭遇したら、もっと大きく撮りたい。
Canon EOS5D EF50mmF1.4

大根の種を撒いてから、葉っぱが大きく育つまでの間、
鳥の食害を防ぐために養生シートをかぶせてあったのだが、
何日か前、
「葉っぱも大きくなったし、もうそろそろ大丈夫かな」
と、養生シートを外したとたん、もう下の写真の有様だ。

ようやく育ち始めて、これからという大根の何本かが、
土から上の部分が丸ごとついばまれて
見事に無くなってしまっていた。
「鳥めっ、今日からおまえらは敵だっ!(炎)」
と心に誓ったのであった。

でも今日、その鳥たちを少し見直す出来事があった。
購入してから野ざらしで置いておいた「鶏糞入り堆肥」20kgを、
初めて使ってみようと思い、袋を開けてみたのだが、
袋をカッターで切って、中の堆肥を見た瞬間、驚いて思わず手を秒速で引っ込めた。
堆肥には、体長1センチほどの芋虫がうじゃうじゃと沸いていたのだ。
袋を野ざらしにしてあったせいで、雨水が中にしみ込んで湿気を含んでしまったせいだろう。
芋虫が野菜に害を与えないとも限らない。
だから捨ててしまおうと思ったのだが、勿体無いし・・・
この何百匹といる芋虫を、退治できる何かいい手はないだろうかと考えて、
思いついたのが、
「食いしん坊の鳥たちに食べさせる」
ことであった。
早速夕方、畑の一角にブルーシートを敷き、
その上に芋虫入り堆肥を袋からばらまいて、
日光と風によく当たるように薄く延ばした。
たぶん鳥たちが来るなら、早朝だろう。
たとえ鳥がこなくても、芋虫たちにとってブルーシートの上は、
逃げ場のない太陽熱地獄、乾燥地獄だ。覚悟!!
どうなることやら、半信半疑でその日は畑を後にする。
月と金星が接近して、とても奇麗だった。

翌日、午後になって様子を見に行った。
すると・・・
あれ、あんなにうじゃうじゃいた芋虫が、1匹たりとも見当たらない・・・
「ほっ、本当に鳥が食べちゃったの???」
どんなに目を凝らして、堆肥をかき回して懸命に探しても、
何百匹もいた、あのキモいよく目立つ芋虫さんたちが、
ほんとうに1匹も見当たらないのだ。
這ってブルーシートの外に出ないように囲いをしてあったので、
畑に逃亡したとも考えにくし・・・
実際に鳥たちがつっついているのは見ていないので、
ほんとに食べてくれたのかは分からず仕舞いだが、
それ以外に考えられない・・・。
害獣も使いようか。
まあとりあえず、芋虫駆除は大成功。
「鳥よ。昨日の敵は今日は友。ありがとう。でもまた明日から敵だっ!(炎)」

写真:農場をうろつくキジ。今度遭遇したら、もっと大きく撮りたい。
Canon EOS5D EF50mmF1.4
2007年05月19日 (土) | 編集 |

季節は待ってくれない。
苗の成長も待ってくれない。
仕事でも、せっかちなクライアント様たちは、
ますます待ってくれない。
キュウリの苗を6本植える。
写真撮影の仕事が忙しすぎて、
その上過労がたたって風邪を引き、
なかなか畑に来れなかった。
その間ベランダで温存していたキュウリの苗たちは、
おとなしく待ってはくれず、ツルをどんどん延ばし、
とうとう第一花を咲かせたかと思うと、
その後すぐ実をつけ始めた。
苗の定植は「晴天で無風のあたたかな日中がいい」と言われる。
わかっちゃいるんだけど・・・仕事でどうにもならない。
最近畑に行くのはいつも一仕事終えた
「夕闇迫る日没前」だ。
闇が迫って手元が見えなくなると、
それが作業を終える時間。

隣の畑のおじさんとよく会う。
僕が車をすっ飛ばして夕方畑に到着した頃が、
いつもちょうどそのおじさんが作業を終え帰る頃だ。
帰り際に、
「畑で昼の弁当を食べるのが気持ちがいいんだ〜」と満面の笑み。
いいなあ・・・。
僕はまだ畑でお昼の弁当も午後のおやつも食べたことない。
時間のない僕には「マルチ」は大変助かる農業資材だ。
マルチを張ってある部分は雑草が生えない。
この農業セミナーの講習で教わったこともあり、
ほとんどの畝にマルチを張って野菜を植えているのだが、
でもあえてマルチを張らない部分もつくってみることにした。

野菜の根元の土をいろいろいじって生理反応をみてみたいというのもあるし、
成長を助け合う「コンパニオンプランツ」というものを組み合わせて育ててもみたい。
また素人的発想だが、空気や雨水を遮断するビニールを土に被せることにも何だか抵抗がある。一年でゴミになるし。(生物分解性マルチというのもあるが)
そういう素人の特権である「素人的発想」というのも、今は大事にしたい。
(でも仕事を抱えている今は「マルチ様々」だけれど。)
周りの畑の人々もアマチュアならではの工夫をいろいろこらしていて、
それを観て回るのも、とっても面白い。
そんなアマチュア的発想、工夫やユーモアは、
突然素晴らしい発明へと結びつくことだって多々あるんだから
みんな捨てたもんじゃない。
どこの畑からどんなアイデアが飛び出すか、
僕は行くたびにぶらぶら観て回りながら、
密かに楽しみにしている。

写真1:キュウリ
写真2:夕闇にナスの花
写真3:トマトの畝の真ん中をマルチを張らずに育ててみることにした。他にもやるつもり。
写真4:他の人の畑のキュウリ。笹の支柱が賑やか。
2007年05月08日 (火) | 編集 |

夕闇迫る中、トマトの苗を植え終えた。全部で20本。
最初に咲いた花と同じ方向に、ぜんぶ実が成るのだそうだ。
だから後で実を収穫しやすいように、花を外側に向けて植える。
(追加:実の日焼けを防ぐために東から北に向けて植えるがいいそうだ。)
なかなかうつむき加減の立ち姿が色っぽい。
photo:masayoshi ishii
EOS5D+EF50mmF1.4
2007年05月07日 (月) | 編集 |

明日トマトの苗を畑に植えます。
面倒を見てみて、トマトの苗はとってもいい匂いだと知った。
どんな匂いか、言葉では表しにくいのだが、
「ギシギシ」というようは音を匂いにした感じ・・・
それ以上の的確な表現が見つからない。
農業セミナーで注文した苗は、もう1週間以上前に届いていて、
植え方も習い、すぐにでも畑に定植することも出来たけれど、
いくつか気になることがあり延期していた。
まず時期的に少々早く、4月下旬に定植した場合。5月の連休明けまでトンネルがけ(小さなビニールハウスのようなもの)をして、苗を寒さから保護してやらなければならない。
そんな余計な作業を増やす余裕がなかった。
また、購入した苗は車に揺られてきたからか、急に日差しを浴びたせいか、
茎や葉がどうもフニャフニャしてしまっていたので、
体力が持つか不安、ちょっと元気にさせてやる必要があった。
それに、苗がとてもいい匂いだったもので、
何だかすぐ植えてしまうのが勿体ないような気持ちも湧いて来たりもして・・・
そうやってしばらく定植せずに、
自宅のベランダで観察しながら面倒を見ていた。

20本の苗のポットを背の低い段ボールで囲い、
保温と防風をしながら、毎日水やりをしていると、
案の定、ヘナヘナしていた苗は、日に日にビシッとなり、
2つ3つ黄色い花を咲かせ始めた。
農家のアドバイザーさんのお話では、花が2つぐらい咲く頃が、
定植にちょうどいい状態なのだそうだ。
明日は雨上がりで土も適度に水分を含んでいるし、定植日よりになればいいが。
ベランダから旅立つ?前に、記念写真を撮る。
トマトの花をここまでじっくり見たのは今年が初めてだ。
観賞用ではないけれど、うつむきかげんの控えめな表情が、
とても奇麗だと思った。
鮮やかな黄色で、色といい形といい星のようで、
それにかぶさったような同じく星形の緑色の顎片は、
どこかで見た帽子のようで、何だかユーモラス。
撮る前に間近で見たとき、
「花の根本の茎がみんな折れちゃったヨ!!」と慌てた。
一見折れたように見えるけど、もともとこういう格好のようですネ。

photo:masayoshi ishii
data:CANON EOS5D MP-E65mm & EF100mmMACRO
2007年05月02日 (水) | 編集 |

畑を始めたと知り合いに話すと、いろんな反応がある。
そのほとんどの人が「楽しそう!!」と言ってくれる。
先日も、付き合いの長い友人にも、
「ぜひともさつまいもを植えてくれ!収穫させてくれ!!」と熱くリクエストされた。
小学校の時、農業体験で畑でさつまいもを収穫した時の楽しさが忘れられないのだと言う。

でも農と縁がない人からは、冷めた目で見られる。
「畑?なんでわざわざ。もっとおしゃれでキレイな趣味やればいいのに。信じらんない!やっぱりモンペ履くの?」とか。
ステレオタイプにしては古すぎる発想、
久しぶりにモンペという言葉を聞いて、笑ってしまった。
こういう人には畑でトマトを直採りして
その場で食べてもらいましょう。

そのように、やっぱり日本の農業のイメージって一般的によくない。
汚くてダサクて、格好を気にしないというイメージがある。
知り合いの園芸の先生も、長靴を履くとき、
「これは農家の履き方。園芸はこうやってオシャレに履くのよ。」
などと言ってジーパンの裾を長靴から出して、少し折り返して、
農家の格好と区別している。
農家の作業車はいつも白の軽トラックだ。
それもどのメーカーもそろってカッコ悪く、実用性に偏重している。
オレンジ色のビビットな軽トラックがあってもいいのに。
耕耘機やトラクターだって、決まったようにほとんどが白と赤で、
デザインも昔から変わらない。
ドイツの耕耘機やトラクターなんて、
鮮やかなグリーンがあったり流線型のがあったりで、とってもオシャレなのに。
農具も、柄に貼ってあるシールに印刷された商品名などは、
ほとんどが「筆文字」系のロゴデザインだ。
これをゴシックのローマ字でデザインしたりすれば、
とたんにモダンなかっこいい農具に変身するだろう。
農業セミナーでも、アドバイザーさんの服装に関する最初の一言は、
「格好を気にするな!実用的にいきましょう」
・・・。
僕は、もちろん美味しい野菜をつくりたいけど、
やるんだったらビジュアル面でも楽しみを見つけたいなと思う今日この頃。

写真1枚目:農園近くのハナミズキ
写真2枚目:ピーマン、ナス植える。トマトはまだ寒いので延期。
写真3枚目:4/30の畑
写真4枚目:農園の夕暮れの柿の木
2007.4/29.30
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