樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
ブルックナーの眠る場所、ザンクト・フローリアン修道院2
2006年12月13日 (水) | 編集 |
ザンクト・フローリアン修道院を歩く。
自分の人生を支えてくれているブルックナーがここにいる・・・
一週間前、ウィーン学友協会にてニコラウス・アーノンクールの指揮する交響曲第5番の熱演を聴いた感動が蘇り、胸は高鳴る。

ブルックナーは、このザンクト・フローリアン修道院の教会のパイプオルガンの奏者を勤めていた。
彼の死後、遺言に従ってこのパイプオルガンの下に彼は埋葬されたのだ。
そのオルガンはヨーロッパでも最大級の大きさに入る立派なもので、
現在は『ブルックナーオルガン』と呼ばれている。

僕はしかし、実はかなり落ち込んでもいた。
ガイドブックで下調べをした情報では、建物内部の見学はツアーに申し込まなければならないのだが、それが10月いっぱいで終わりだとのこと。
訪問したのは11月5日。せっかくブルックナーに会いにきたのに、彼の眠っている教会の礼拝堂に入れないかもしれない、ブルックナーオルガンも観れないかもしれない・・・

修道院の中庭を歩く。建物は装飾の控えた清楚な印象で、禁欲的な雰囲気さえする。

(c)masayoshi ishii


その中庭の片隅に、鋳物(?)のレリーフを施した柵があって、何かが囲われている。
網も張ってあって厳重に守られている。
歴史的に価値のあるものなのであろう。
その中は暗く、何が納められているのか結局分からなかったが、
この修道院にとってとても重要であるものに違いなかった。
柵のレリーフは何をあらわしているのだろう?
(どなたか分かる方がおりましたら教えてください)

(c)masayoshi ishii


ブルックナーの墓標の前に立てなくても、
せめて少しでも長くここに留まりたいと思った。

お土産屋を兼ねた案内所があった。
一か八か、その案内所の紳士に聞いてみることにした。

(以下英語)
僕「今日、ブルックナーオルガンを観ることが出来ますか??」

すると、
紳士「ああ。できますよ。この廊下をまっすぐ行ったところのドアを開ければ、そこがブルックナーオルガンのあるところですよ。」

僕「今日観れるんですか?!」

紳士「ああ、だいじょうぶですよ。行ってご覧なさい。」

僕「ありがとう!!」

紳士は終始穏やかに、親切に応えてくれた。

沈んでいた気持ちは一気に逆転上昇した。
ブルックナーに会える!!

***次回は教会礼拝堂の内部、ブルックナーオルガンの写真をアップしま〜す***

photo:M.Ishii
date:2006.11.5 St.Florian Linz Austria
Canon EOS5D
EF50mmF1.4
EF35mmF2



テーマ:クラシック
ジャンル:音楽
コメント
この記事へのコメント
良かったですね(*^−^*)
思い切って訊いてみるものですね・・・。
それがやっぱり旅の醍醐味なんですが☆

ところで、柵の模様ですが。
単純にグロテスク模様??
2006/12/14(Thu) 01:32 | URL  | 傀熙瑚(Keiko) #-[ 編集]
わざわざ日本から出向いた甲斐がありました・・・
柵の模様は、人間の顔の後ろが象と鳥?になってるみたいですヨ。
なんだか気になってしまいました。
2006/12/15(Fri) 23:32 | URL  | happa #-[ 編集]
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