樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
恐るべきトマトの病気
2007年07月24日 (火) | 編集 |
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ついに来た。トマトで最も恐るべき病気の「疫病」
今年の7月は雨続きで日照不足。
それが露地栽培のトマトにとっては過酷な環境だったのだろう。
他の畑を見ても、ほぼ全てのトマトが疫病にやられている。
疫病は葉が下の方から褐色に枯れてゆき、
実を腐らせながら上方へ達し、遂には株全体を枯死させる。
その進行がとても速いのが恐いところ。

つい10日ぐらい前に、
下の方の葉が茶色くなりかけたなと思ったら、
2日前にはもう株半分が褐色に枯れている。


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写真は収穫のシーンではありません。
疫病にかかった葉や実を取り除いているところです。
せっかく赤く熟しかけた収穫間近の実を、何十個もバサバサと切除・・・
(アルビニーノのアダージョがバックミュージック)


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(枯れた葉を切除したら下半分がスッポンポンになってしまった)



何日か続けたが、いくら切除したってダメだ〜っ!
細菌がどんどん登ってくる!どんどん枯れる!

結局、昨晩夜なべしてネット検索し、
「病害虫防除指針」(東京都植物防疫協会)という分厚い資料もひっくりかえして調べて考えた。
そして「カスミンボルドー水和剤」という「無機銅」が主成分の殺菌剤を使うことにした。

その昔、フランスのブドウの産地ボルドー地方で、実ったブドウを盗まれないために、わざと実や葉を汚れて見えるように緑青を散布しておいたところ、その泥棒避けをした農園だけがブドウの細菌の病気を被らずに済んだのだそうだ。それで銅が細菌胞子の発芽を抑制することが分かり、その薬の原型のボルドー液が開発されたのだそうだ。
(http://www7.plala.or.jp/organicrose/fungicid.htm)

セミナーでアドバイザーの方たちは「ダコニール」という薬を勧めていて、それに従い散布している人も多いが、これは有機塩素系の薬で魚類にも毒性が高いので、僕はやめることにする。(インターネット上では環境ホルモンの恐れが高いという記述もあったし)
でも銅も魚類には毒性もあるので気をつけねばならない。
足尾鉱毒事件での渡良瀬川の魚の死滅が良い例だ(濃度が全然違うが)。

それに「ダコニール」は疫病の防除用の薬だが、「カスミンボルドー」は防除と治療を兼ねる薬のようだ。
ここまで病気が進行してしまっては、防除だけでは済まされない気もするし。

雨の中、カッパを着て殺菌剤を撒く。
こんな雨で撒いても流れて効果はないかも・・・
でも悲しいかな、雨の日にしか畑に来れないのだ。
雨がやんだ日には、怒濤の建築写真の撮影ラッシュが待っているから。

葉表は雨で流されてしまうので、葉裏に念入りにスプレーする。
表はまた雨の降らない日に来れたら撒こう。

それまでトマトがどうか生き延びていていてくれたらと願うばかり。


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(他の畑のトマト。放っておくとこのまま上まで枯れてしまう。全ての畑で被害)


コメント
この記事へのコメント
晴れましたよ\(^−^)
薬が残っていたら、今日は上手く作用してくれると思います☆
久しぶりに晴れたので、植物たちが喜んでいます☆

やっぱりね。天気が悪いのは大敵ですよね・・・。
2007/07/24(Tue) 12:32 | URL  | 傀熙瑚(Keiko) #-[ 編集]
>Keikoさん
ありがとうございます。
久しぶりに清々しい日でしたね〜。
梅雨明けまでもう少しの辛抱ですね。
2007/07/25(Wed) 00:39 | URL  | happa #-[ 編集]
カラスの次は・・・
これから沢山収穫できそうなところだったのに残念でしたね。
薬品選ぶのも大変ですね。

これから育つ実たちが元気でいてくれると良いですね。
2007/07/26(Thu) 23:58 | URL  | Checkmate King #-[ 編集]
>Checkmate Kingさん
不思議と病気でやられたトマトの実は、いくら赤くてもカラスは食べません。よく知ってるんですね。
2007/08/03(Fri) 02:45 | URL  | happa #-[ 編集]
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