樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
赤くて長い茎
2008年01月08日 (火) | 編集 |
畑をやっていると、自然と収穫物をあげたりもらったりするようになる。
そのコミニュケーションも農の楽しさの一つ。

その昨年の「いただいたもの」の中で、
初めて食べた2品、それも両方とも「赤くて長い茎」をご紹介。


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ほのぼの親子から頂いた「ルバーブ」のジャム。
りんごのような洋梨のような味に少し似ていて美味しい!
でもこんな果樹のような香りと味のものが、
「茎」からつくったものだというからフシギ。

調べてみると、ルバーブというのはタデ科の多年草で
見た目は茎が赤くなるところなど、
日本で野生に生える同じタデ科のイタドリに少し似ている。

50センチ以上に伸びる太い茎を輪切りにして
なべで弱火でぐつぐつ煮ながら砂糖を加えていくと
とろとろになって出来上がるのだそうだ。

日本ではまだ馴染みも薄く、ほんとに貴重なものを頂きました。


同じく赤くて長い茎のもの。「ヤツガシラ」の茎。
ヤツガシラは里芋みたいなやつだが、
地上の茎も食べられるのだそうだ。


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サラリーマンのお兄さんから、
「試してみる?」と、手渡された。

これも太くて50センチぐらいある赤い茎。
表面の皮を剥いて、干して乾燥させて、
それをみそ汁などに入れて食べる。

試してみたが、乾燥させると1/3ぐらいの太さに縮まって、
それを輪切りにしてみそ汁に入れると、膨らんで柔らかくなる。
あんまり味はしないけど、フのような食感がおもしろい。
これもお店では手に入らない品。


今年は誰から何をいただけるか楽しみ。

僕は昨年は黄色いズッキーニをつくったのが、意外に知らない人が多く、珍しがられた。
立ち止まって話しかけられ、そこから会話が生まれた。
今年も面白がられ、上げると喜ばれ、人の縁の繋がる野菜を何か作ろう。
さて何にしようか?
だから畑は面白い。


m.ishii
080107





薔薇のようなキャベツ?
2008年01月06日 (日) | 編集 |
無農薬なのに、虫食いも無くスベスベの葉っぱ。
すくすく育って結球し始めたキャベツ。

カメラを覗きながら、
何だか咲きかけの薔薇の花のようだ...と思ってしまった。
キャベツを褒め過ぎかな。


(c)masayoshi ishii



10月初旬に植えたのだけど、
ほんとにほとんど何も世話してない。
季節さえ選べば、無農薬でも虫に食われず育つのだ。

実は8月末にも一度、キャベツを植えた。
猛暑の真っただ中、虫の活動も一番盛んな時に、
セミナーの先生方から「今キャベツを植えるように」と苗を配布された。

早速植えた後、2週間ほとんど面倒を見なかったら、
キャベツの苗は暑さと乾燥と食欲旺盛な虫君たちの食害で、
誰よりも早く、あっという間に枯れた。
見るも無惨...

「こんな季節に苗を配るな!!」と、もうやけっぱちだ。

しかしそれでもこの季節に植えて
虫食いも少ない見事なキャベツを収穫している人々もいて、
本当にそんな人たちには頭が下がる。
収穫できた方にお話を聞くと、やはり「この季節は農薬無しでは育てられない、農薬漬けだった」と言っていた。



(となりの人の8月に植えたキャベツ。防虫ネットをしても虫食いだらけ)



しかし・・・
僕はキャベツを速攻で枯らしてから、
再びキャベツを植えるタイミングを待った。

虫のやつらが姿を消す秋になるまで...

10月になってリベンジ!とばかりに、まずは丹念に土づくりからやりなおし。
牛糞堆肥、有機入り化成肥料、
過リン酸石灰、苦土石灰...ええと、あとは忘れた。
それに畑のフチに植えていたソルゴーを刈り取り1ヶ月程乾燥させたものを土にスキ込んで、丹念に耕耘機を2度かけ、土を柔らかく耕した。




(ソルゴーをスキ込んだ畑)



(c)masayoshi ishii
(植えたばかりのキャベツの苗)



植えてから2週間程防虫ネットをかけたせいもあって、
虫食いは、秋の始めに外葉をほんのちょっとかじられただけ。
その後、水やりもせず、月に一回化成肥料を根本にパラパラ。
あとは、ただただ眺めるだけ...

季節を選べば、農薬がなくても虫に食われないことを
キャベツから学んだ、貴重な体験。

他の人たちの畑も、今育っている野菜はみんなとってもきれいだ。
風の通り道にある畑のキャベツが、
紫がかりながらもたくましく寒さに耐えているのが、何だか頼もしい。


(c)masayoshi ishii
(近くの人の畑)


このまま収穫できることを祈るばかり。

m.ishii
08.1.5



畑の宇宙人
2007年12月23日 (日) | 編集 |
(c)m.ishii


キャベツのような、カリフラワーのような、カブのような・・・

コールラビといいます。

苗が売られていない品種なので、種から育てました。

この奇妙なカタチに惚れて育ててみたのですが、
いざ収穫となると、困ったことになりました。

さて、どこを食べたらいいのだろう?
葉っぱ?茎?根元?

いろいろ調べてみると、どうやら根元のふくらんだところを食べるらしい。
シンプルにオリーブオイルで炒めて、塩コショウをかけて、食べてみました。

キャベツのような、カリフラワーのような、カブのような・・・

それらが混ざったような味。

でも渋みや酸っぱ味は無くて、おいしいっ!!



m.ishii
07.12.22
落ち葉で床暖房?
2007年12月19日 (水) | 編集 |
(c)m.ishii



今日は一日曇り、東京の気温も10度を超えなかった。
1月下旬と同じ気温だそうだ。
そんなとっても寒い日に、僕の畑はぽかぽかと温かかった。

というのも、堆肥づくりを始めた落ち葉が、早くも熱を出し始めたのだ。

落ち葉に米ぬか、油かす、尿素を混ぜて踏んづけたのが3日前。
ブログに「クヌヤロ!!」と落ち葉をさんざん踏みつけたことを書いたら、
落ち葉を愛する知人の作家さんから
「もっと優しくしてあげなさい!!」とお叱りを受けてしまった。
落ち葉くん、ごめんなさい。


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その落ち葉たちの様子を見に行く。
今日の地面の温度は3〜4度。
それより多少は温かくなってるかな?と
落ち葉の山に温度計を刺し測ってみると、なんと42度。
ブルーシートの上から触ってみると、ポカポカ暖かい。
早くも発酵が始まった!

こっ、これはっ、床暖房に使えるかも。
冬場、床下で落ち葉の堆肥化をすれば、ほんとに可能かもしれない。
家畜糞の堆肥のような匂いもないし、
ビニール袋に入れれば、湿気も出ない。
ほかにも、ぽかぽか落ち葉の抱き枕というのもいいかも...
電気代ゼロ。天然の熱源。

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ちょっとした農体験が、今は一つ一つが新鮮。


学生時代、八ヶ岳のふもとで農作業の手伝いをしていた頃、
雨上がりに大きく美しい虹が出た。
感動して「わあ、虹が出ましたよ!!」
と農家のおじさんに言うと、
「雨が降ってから虹が出るなんて、あたりまえじゃねえか。何騒いでんだ。」
と笑われてしまった。
そのおじさんにとって、虹は日常なのだ。
なんて贅沢な日常。


そんなふうに、こんな落ち葉が温まっただけで驚ける無垢で青い今を、
いつか笑って振り返る日も、来るのかもしれない。

m.ishii
2007.12.19

落ち葉堆肥づくり。米ぬかまみれ
2007年12月16日 (日) | 編集 |
(c)m.ishii


始めての落ち葉堆肥づくり。

9月、10月が忙しくて、秋野菜の栽培を控えたので、
今は収穫は少なめ。今日も人参1本だけ。
他の人たちの青々とした畑のなかで
僕の畑は見劣りしてしまって、気持ちも少々気後れ気味。

ふん、その分来年の春野菜で見返してやるさ。

(c)m.ishii


ということで落ち葉堆肥づくりは、
来年の野菜の出来を左右する、大事な作業なのだ。

先日集めた落ち葉に何をブレンドすれば、
発酵がすすむのかな?といろいろ本を調べると、
米ぬかがいいらしい。

畑の隣人に
「米ぬかって、どこで手に入るんですか?」
と訪ねると
「米屋だよ」
あたりまえか。

早速畑の近くの交番で教えてもらった米屋で、
15キロ300円で買ってきた。

でも後で知ったが、
無人のコイン精米所で無料でもらえるところもあるのだそうだ。

米ぬかがこんなに手に入りやすいものだと知り嬉しくなる。
それに比べて、もみ殻の高いこと!(JAで50リットル(約5kg)の袋1つが750円)

(c)m.ishii



さらに、いくつかの本に書かれていた発酵を促進させるための方法を、
自分なりに整理しなおして、試してみることにした。

1.5mx1.5mの地面に1mぐらい積み上げた落ち葉に
まずは水を20リットルかけ、落ち葉を湿らせたあと、
米ぬか約8キログラムを混ぜ込み、
さらに油かすを2キログラムを入れ、
尿素400グラムを水に溶かしてジョウロでかけて、
それから両手を落ち葉の山に深く突っ込んで、
ザックザックとかき混ぜる。
おかげで体中、米ぬかまみれ。


(c)m.ishii


よく混ざったら、
上に乗り、クヌヤロ!クヌヤロ!と落ち葉をしつこく踏みつける。
そしてブルーシートをかけ、再び上に乗り「クヌヤロ!クヌヤロ!」
十分圧縮されたら、ブルーシートの隙間から空気が入って乾燥しないよう、
周囲に土を盛って高くする。

そして発酵温度を計測するため、温度計を刺す。
まずは6度からスタート。

さてどうなることやら。
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m.ishii
2007.12.16