樹木は素敵なアーティスト。落ち葉と戯れるちょっと心地よい一日。 ウィーン旅行記、初めての野菜づくりの体験記も。コメントお待ちしてます!  
モーツァルトの故郷で紅葉狩り
2006年11月19日 (日) | 編集 |
モーツァルト生誕250周年。
ザルツブルグの街は、平年は閑散とする11月のオフシーズンだというのに、今年はたくさんの観光客で賑わいをみせていました。

その街の中でも"ミラベル庭園"は映画「サウンド・オブ・ミュージック」の撮影場所にもなった、とても美しい庭園。

photo:masayoshi ishii


今は花の季節も終わり、花壇には寒さに強いパンジーだが植えられていましたが、
そのデザインの美しさは十分伝わってきました。花の季節に訪れてみたいものです。

しかしまあ、団体の観光客の多いこと。次から次へと・・・

静けさを求めて、庭園の中心部を離れて散策することに。

photo:masayoshi ishii


ふふらふら歩いていると、団体の観光客は決して通らない、
小さな静かな庭園に迷い込みました。
そこには、愉快な小人が何人も・・・

photo:masayoshi ishii


ザルツブルグでは、いたるところに彫像がありますが、
観て回っているうちに、だんだんユーモラスなものが多いことに気付いてきます。

photo:masayoshi ishii


近くでは日本のイロハモミジでしょうか、
真っ赤に染まった落ち葉は、芝生の緑とのコントラストで、
いっそう色濃く鮮やかに見えました。

イロハモミジは英名「ジャパニーズ・メイプル」とも呼ばれ、
ヨーロッパでも親しまれているようです。
(最後の写真のモミジが、ここのものです)

photo:masayoshi ishii


街を歩くと、音楽を奏でる人が必ずいて(この日は東京の真冬と同じぐらい寒い日だったのに)、
夕方、教会からは、モーツァルト「魔笛」のアリアの鐘の音が響く・・・

photo:masayoshi ishii

この街は、モーツァルトの音楽のように、
人を愉快にさせようという温かい雰囲気が漂っています。

それは「モーツァルトの故郷」という観光地だから、というより、
国民性や人間性から来るもののようにも感じました。

photo:masayoshi ishii


下:ミラベル庭園のモミジ

photo:masayoshi ishii



photo:masayoshi ishii
撮影日 2006.11/1
camera:CANON EOS5D
lens:EF50MM F1.4 EF50MM F2.5MACRO TS-E24mmF3.5




カエデ モーツァルトのお墓近くにて。
2006年11月17日 (金) | 編集 |
(c)masayoshi ishii


黄葉の盛りのカエデの落ち葉。モーツァルトのお墓近くにて。

過去に掲載した「モーツァルトを訪ねて」(http://happa8x8.blog63.fc2.com/blog-entry-22.html)の写真2枚目にあるカエデの落ち葉です。

曇りの無い鮮やかな黄色に染まったカエデの葉は、まるで辺りを明るく照らしているようでした。
モーツァルトの墓標が、こんな華やかなカエデの樹の下にあったら、彼も孤独から解放されるだろうに・・・


そろそろ紅葉紹介の場を、ウィーンからザルツブルグに移ろうと思いますが、その前に、落ち葉の写真の現像も進んできましたので、いくつかアップしたいと思います。
photo:masayoshi ishii




美味しいレストランの見つけ方 葉っぱ流
2006年11月15日 (水) | 編集 |
(c)masayoshi ishii


旅先でガイドブックに頼らずに美味しいレストランを見つける方法を、皆さんはお持ちでしょうか。

(c)masayoshi ishii


僕にはあります。
それは「インテリアにこだわっているお店」を見つけることです。

(c)masayoshi ishii


インテリアにはそのお店の主義主張、こだわりが込められています。
それらは確実に味のこだわりにも反映されているといっても間違いないですね。

(c)masayoshi ishii

(c)masayoshi ishii


それに「美味しい」という感覚は、味だけでなく、
体を取り巻いている空間の雰囲気にも大きく左右されます。

(c)masayoshi ishii

(c)masayoshi ishii


おいしい料理を、インテリアを味わいながら、ますます美味しく。ひょっとしたら大したことのない味だったとしても、インテリアにだまされてしまえばいいのです。美味しく感じてしまえばその日は幸せです。

(c)masayoshi ishii


写真上3枚:ホーエンザルツブルグ城の一室をそのまま生かしながら明るい雰囲気に改装したレストランカフェ。料理は、何種類かの小さい角切りのジューシーな肉が、きりたんぽのような味と触感の餅米の皮で包まれた不思議な団子。メニューはドイツ語でチンプンカンプン。何という料理なのでしょう?また食べたい・・・

下5枚:フンデルトワッサー設計、クンストハウス1階のレストランカフェ。
建物全体が緑で包まれていて、店内も高い吹き抜けにたくさんの植物が吊るされている。カボチャのスープと、なんだっけ?肉の絶妙な柔らかさ、使われている野菜類の香りと味の濃厚さが忘れられない。

photo:masayoshi ishii.
20 Oct - 7 Nov 2006.wien


落ち葉と楽聖たち
2006年11月13日 (月) | 編集 |
photo:masayoshi ishii

これがお墓か・・・。みんなまるで彫刻作品だ。
ベートーベン、シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス他、名立たる楽聖らが眠るウィーン郊外の中央墓地(Zentralfriedhof)に、落ち葉の季節に訪れる。

photo:masayoshi ishii


貴族や聖人らの立派な墓の中にあっても、楽聖らの墓は際立って芸術的で美しい。
オーストリア第二の国家とまで言われるワルツ「美しく青きドナウ」の作曲で知られるヨハン・シュトラウスの墓標はその中でも格別だ。
訪れた人が添えたのか、黄金の竪琴には一輪の白い薔薇が・・・

photo:masayoshi ishii


(ほとんどの楽聖の墓標を撮ったがカメラの操作ミスで消失・・・相変わらずですが)

みとれていると、いつの間にか韓国のツアー客のご一行が押し寄せ、墓標の前で大撮影大会が始まる。

(c)masayoshi ishii


これでは仕方が無い。
静けさを求めて歩く。落ち葉を拾おうか・・・。

photo:masayoshi ishii


photo:masayoshi ishii


ある尊い聖人の方の墓標には、ムクの木の落ち葉が舞い降り、まるでクリスマスのような温かい雰囲気に。

photo:masayoshi ishii


落ちているのは何の木の実だろう・・・。
photo:masayoshi ishii


photo:masayoshi ishii


帰りに、路面電車で同じ沿線である、モーツアルトのお墓のある「ザンクト・マルクス」墓地を再び訪れる。
ウィーンを発つ日が近づいたので、暫しの別れのご挨拶。

photo:masayoshi ishii


ザンクト・マルクス墓地は、最初に訪れてから5日しか経っていないのに、
黄葉の盛りだったマロニエの並木はもう立ち枯れていて、
辺りにはモノクロームの風景が訪れようとしていた。


モーツァルトの墓標の近くには、紅葉も終わりかけた桜の木。
日本では嫌という程見かける桜なのに、
異国の地で出会うと、何故かホッとさせられるのであった。

27 oct 2006. wien. photo:masayoshi ishii




テーマ:音楽のある生活
ジャンル:音楽
シェーンブルン宮殿 リスと外ごはん。
2006年11月12日 (日) | 編集 |
よく晴れた秋の日は、外でご飯を食べましょう。
壁のように平らに刈られたシデの並木に沿って歩いていると、
途中に突然レストラン・カフェの看板がありました。
(ブラウザによっては長い空白ができますが、下まで続いていますのでご覧ください)

photo:masayoshi ishii


まるで迷路のような生け垣の中を、看板の案内を頼りに歩いていくと、
こんなレストランがありました。

photo:masayoshi ishii


ここはウィーンの「シェーンブルン宮殿」の庭園。
今、そのハプスブルグ家の宮殿の建物の内部を観て廻って、
これでもかという豪華絢爛さに、もう疲れきってしまった。
逃げるように庭園に出てきたものの、
ここはここでものすごく広くて、ぜんぜん全体像が掴めない。
こんな生け垣に囲まれてしまってはなおさらだ。
気を鎮めるためにも一休みとする。
まだ昼食にはちょっと早いので、客はほとんどいない。
リスが追いかけっこ・・・
カラスが散歩・・・
ここで、のんびり外ごはんとするか。

photo:masayoshi ishii


ドイツ語の読めないメニューを適当に指差して注文すると、出てきたのはでっかいカツレツと少々のサラダ。ウィーン名物の、かなり大味なやつだ。
でも、気持ちのいい日に外で食べるご飯は、それだけでおいしく感じるものだ。

photo:masayoshi ishii


食事の後は、もう少しまったりねばろうと、エスプレッソを頼む。
ウィーンではエスプレッソを注文すると、必ず水がセットでお盆に乗せられ出てくる。ヨーロッパで真水を無料で出してくれるというのは珍しい。
ウィーンでは昔、カップの下に糟が溜まるぐらい濃いコーヒーを、水で苦みを和らげなが飲む習慣があったからだとか、またウィーンは水がおいしいので、それを自慢するためだとか、いろいろ説があるらしい。

photo:masayoshi ishii


結局庭園は広すぎて、
その後、日を変え2回訪ねたが、それでも廻りきれなかった。
きれいなものが多すぎて、僕の寄り道癖が遺憾なく発揮された結果でもあるが・・・
この林の中の長い散歩道、これだけでも庭園のほんの一角だ。

photo:masayoshi ishii

出会った美しいものの一つが、見事に黄葉したブナの若木。
写真を撮り、何枚かの落ち葉を拾う。

photo:masayoshi ishii


photo:masayoshi ishii


photo:masayoshi ishii


ブナの木の下では、またもやリスが、今度は地面に落ちているたくさんのブナの実をかじっているのでした。

宮殿見学のはずが、リスと戯れて終わった一日。
photo:masayoshi ishii
27 oct 2006.